今回はロジクールから発売された「Zone Wireless ZONEWLUC」を評価レビューしていきます。
Microsoft Team認定されておりビデオ会議するなら1つは持っておきたいヘッドセットだと感じました。
ロジクール Zone Wirelessの特徴
Zone Wirelessの特徴はこちら。
- Microsoft Teamsから認定を受けている
- UnifyingレシーバーとBluetoothのワイヤレス接続を使用可能
- USB-CとQIワイヤレス充電に対応
- アクティブノイズキャンセリング機能が搭載
- 通話時間が最大15時間
ロジクール Zone Wirelessの評価レビュー
それでは、ロジクールZone Wirelessのレビューをしていきます。
付属品
Zone Wirelessの付属品はこちら。
- Zone Wireless本体
- USB-Aレシーバー
- USB-Cアダプター
- 充電ケーブル(USB-A to C)
- キャリングケース
- 保証書
マットな質感で高級感溢れるデザイン
Zone Wirelessは全体的にマットな質感でオシャレに感じました。
こういったデザインは海外製品の特徴で、日本メーカーにはなかなか真似できないですよね。
オーバーヘッドの頭頂部には「logi」のロゴがあります。
イヤーパッドはほどよく柔らかい
イヤーパッドはスポンジではなく革になっていて、程よい弾力で見た目以上に柔らかかったです。
耳に当てたときのフィット感が物凄くて、まるでカナル型イヤホンをしているかのような付け心地でした。
調整機能付きで頭の大きさにフィット
イヤー部分はスライドできる構造になっていて頭の大きさに合わせて調整することが可能です。
一番閉じたときと開いたときの違いはこちら。
ちなみに、当方の場合はほぼ最大化した位置でした。できればもう少し余裕を持って設計してもらえると良いかと思いました。
マイクにミュートON/OFFボタンが付いていて直感的に操作しやすい|さらに開閉でミュートをON/OFFできる
マイクにボタンが付いていてミュートON/OFFすることができます。
また、マイクを開閉することでミュートON/OFFが自動にされる仕様になっていました。
ミュートはボタン or マイクの開閉でON/OFFできる
マイク位置が左右どちらも選べる
マイクブームは270℃回転できるので、左右どちらにも対応できました。
当方は右利きでコーヒーを飲みながら仕事することが多いのですが、マイクが左耳にあると仕事しやすくZone Wirelessは痒いところに手が届く製品だと感じました。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)のボタンでON/OFF可能
Zone Wirelessはアクティブノイズキャンセリング(ANC)を使うことで環境ノイズを遮断してクリアな音声を伝えることができます。
状況に応じてANCボタンをワンタッチで周囲のノイズを除去することが可能です。
音声品質は非常に良い
さすがロジクールというだけあって音声品質はバツグンに良いです。
ノイキャンがON/OFFできるのもGOODポイントです。
やはり、安い有線ヘッドセットだとケーブルの断線や接触具合でビリビリノイズが入ってしまいますが、ワイヤレスヘッドセットはそれがないので確実にクリアな音声を相手に伝えることができます。
これだけで、ビデオ会議がスムーズにいくのでZone Wirelessはビジネスマンにとって超おすすめのヘッドセットです。
音声が途切れにくい
Zone WirelessはBluetooth 5.0を採用しているのでBT通信をしていても音声が途切れにくいです。
Unifyingレシーバーを使っても全く問題なくビデオ会議もストレスなくシームレスな通信ができました。通信範囲も広いので多少離れても大丈夫でした。
UnifyingレシーバーはUSB-AとCどちらも対応
UnifyingレシーバーはUSB-Aのタイプですが、USB-C用のアダプターが付属しています。
これなら最近のPCにもストレス無く接続することが可能ですね。
ノートPCのUSB-Cコネクタに接続してみました。ちょっと横幅は取りますが問題なく接続できています。
Microsoft Teamsとの相性バツグン
ビデオ会議しているとヘッドセット側で操作したくなることがあります。
Zone WirelessはMicrosoft Teams認定のヘッドセットなので、受話/終話/通話拒否が可能のようです。(この辺りまだ試せてないので実際にTeamsで使ったら記事を更新したいと思います。)
マルチコネクトが可能
最大2台のBluetooth®対応デバイスと同時にペアリングして、デバイスをシームレスに切り替え可能です。
実際にiPhone 6sとiPhone 11 Proを接続して試してみました。Bluetooth接続時に、音声で2台目のデバイスを接続していることを伝えてくれるのでペアリングしやすかったのです。
また、YouTubeでの動画再生を試みたところ、iPhone 6sで動画再生しているときは、iPhone 11 Proの動画が停止して、逆にiPhone 11 Proの動画を再生すると、iPhone 6sが停止する、みたいな動きをしていました。
Qiワイヤレス充電対応は嬉しい
Zone WirelessはQiワイヤレス充電に対応しているため、ケーブルが散らかる心配がありません。
コネクタ類がUSB-Cに対応
市販のヘッドセットは全般的にmicroUSBが採用されています。そのため、パソコン周りにUSB-CとかAとかたくさんの種類のケーブルを置かれて散らかってしまいますよね。
Zone WirelessであればQiワイヤレス充電もできますし、さらにUSB-Cでの給電も可能なので、ケーブルレス化を進めたい人に最適なヘッドセットだと感じました。
充電の残量や接続状況を音声で伝えてくれる
英語ではありますが、電源投入後に残り何時間の充電があるとか、Bluetooth接続が完了したといった音声が聞こえてきます。例えば、「8 hours left (残り8時間)」と音声が流れてきます。
ワイヤレスヘッドセットの場合、たまに気付かず充電が切れかかっていることがありましたが、先に残量を伝えてくれるのでかなり助かってます。
重量180gとやや重い
Zone Wirelessは機能・性能とも申し分ありません。
ただ、重量が180gと通常のヘッドセットと比べると重いため、長時間使用付けっぱなしで運用する方にはオススメできません。
BluetoothとUnifyingレシーバーの選択が難しい
BluetoothとUnifyingレシーバーでの接続がありますが、どちらに接続するかヘッドセットからは選択できないようです。
というより、マルチコネクトが可能なので接続しているデバイス側で再生や会話をすることでZone Wirelessが自動的に選択されたデバイスを検出して接続してくれました。
仕様上はBlutoothの方が優先度が高いようです。
ロジクール Zone Wireless と H800Rを比較
同じロジクール製のワイヤレスヘッドセットH800RとZone Wirelessを比較してみました。
スペック比較
H800RとZone Wirelessのスペックを比較してみました。
項目 | Zone Wireless | H800R |
---|---|---|
ヘッドホンタイプ | オーバーヘッド | オーバーヘッド |
インターフェース | Bluetooth USBレシーバー(USB-A/C) | Bluetooth USBレシーバー(USB-A) |
装着タイプ | 両耳用 | 両耳用 |
連続通話時間 | 14時間(ANCオン) 15時間(ANCオフ) | 最長6時間 |
連続再生時間 | 14時間(ANCオン) 16時間(ANCオフ) | 最長6時間 |
マイク | 無指向性デュアル MEMSマイクアレイ | 単一指向性 |
周波数特性 | マイク 85Hz~20kHz スピーカー(音楽モード) 30Hz~13kHz スピーカー(会話モード) 100Hz~8kHz | マイク 100Hz〜6.5kHz スピーカー 30Hz〜15kHz |
充電時間 | 約3時間 | |
ワイヤレス充電 | ◯ | ー |
充電端子 | USB-C | microUSB |
コントローラー | オンイヤー | オンイヤー |
Bluetoothバージョン | 5.0 | 2.1 |
Blutoothコーデック | SBC | |
重量 | 180 g | 124 g |
カラー | マットブラック | ブラック |
Zone Wirelessの方が通話時間が2倍くらい多く、ワイヤレス充電に対応していて最新のヘッドセットという印象ですね。
さらに、Bluetooth5.0にも対応しているためH800Rと比べると、BT接続時の音声品質はZone Wirelessの方が格段に良いです。
ただ、H800Rの方が軽量コンパクトなので、軽さを求める方はH800Rを選ぶのをおすすめします。
まとめ
最後に、ロジクール製のZone Wireless ZONEWLUCを評価レビューした感想をまとめます。
- マットな質感で高級感溢れるデザイン
- イヤーパッドはほどよく柔らかい
- 調整機能付きで頭の大きさにフィット
- マイクにミュートON/OFFボタンが付いていて直感的に操作しやすい|さらに開閉でミュートをON/OFFできる
- マイク位置が左右どちらも選べる
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)のボタンでON/OFF可能
- 音声品質は非常に良い
- 音声が途切れにくい
- UnifyingレシーバーはUSB-AとCどちらも対応
- Microsoft Teamsとの相性バツグン
- マルチコネクトが可能
- Qiワイヤレス充電対応は嬉しい
- コネクタ類がUSB-Cに対応
- 充電の残量や接続状況を音声で伝えてくれる
- 重量180gとやや重い
- BluetoothとUnifyingレシーバーの選択が難しい
デザイン | 5 |
---|---|
付け心地 | 4 |
音声品質 | 4.5 |
操作性 | 4.5 |
価格 | 4 |
総合評価 | 4.5 |
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