今回は、デジタル周辺機器メーカー AceFastから発売されたAceFast T1ワイヤレスイヤホンをレビューしていきます。
Amazonでセール時には2,000円台で購入できる激アツなワイヤレスイヤホンです。
形状や性能・スペックはAnker Soundcore Liberty Air 2と非常によく似ていると感じたので、比較した結果も含めて記事にしてみました。
是非、最後までご覧になってくださいね。
- 安価なワイヤレスイヤホンを探している
- バッテリー持ちの良いワイヤレスイヤホンを探している
- 通話もできてイヤホンからタッチ操作したい
- Anker Soundcore Liberty Air 2 よりも安価なワイヤレスイヤホンがほしい
AceFast T1 の評価レビュー
さっそく、AceFast T1の評価レビューをしていきます。

付属品
付属品はこちら。
- AceFast T1本体(イヤホン+充電ケース)
- USB A to Cケーブル
- イヤーパッド(3種類)
- 取扱説明書

イヤホンは充電ケースにありました。
蓋を開けるとこんな感じ。MTA40とありますが、これがメーカー型式なのでしょうか。

イヤホンの形状はうどん型
イヤホンはいわゆる「うどん型」です。

内側にL/Rの表記があって左右どちらの耳に装着するかがわかりますね。

充電はマグネットになっていて、うどん底のコネクタから給電されるようです。

イヤホンの装着感は非常に良い
次に、イヤホンの付け心地は非の打ち所がないくらいとても良かったです。
まず、イヤーパッドが3種類用意されていることで、耳の穴にフィットさせることは簡単でした。
そして、イヤホン自体が流線型にデザインされているため、耳の出口の周り(耳甲介)に不思議なくらいフィットしました。
言葉で表現は難しいのですが、耳の穴だけでなくその周りを使ってイヤホンを支えている感じがするので、とても安心感がありました。
充電ケースには「ACEFAST」の刻印
充電ケースには「ACEFAST」と刻印がありますが、光の反射加減で見えたり見えなかったりします。

刻印が見える時はこのように光に反射したときです。

USB-Cにて充電可能
価格が安いからといって充電コネクタには手を抜いていません。USB-Cコネクタから充電することが可能です。

microUSBとかだとケーブル用意するにも億劫になり、それだけで選択肢から外れてしまうのでUSB-C対応しているのは超重要ですよね。
付属のUSB-A to C以外のUSB-Cコネクタ(Macbook Airの充電ケーブル)でも充電させることができました。
充電中は4つのLEDランプのうち、残量に応じて1〜4つのLEDを点滅するようにしているので、どれくらい充電できたか視覚的に確認しやすいです。

ペアリングは超簡単
ペアリングは通常のBlutoothと同じで超簡単です。
iPhoneやMacbook Airからも問題なくペアリングできました。
接続まではAceFast T1イヤホンを取り出して、
パワーオン
ペアリング
と音が流れるので、接続状態が音声でわかります。
音質はワイヤレスイヤホンにしては申し分ない
有線ではないので音質は少しこもる感じがありますが、全く問題ありませんでした。
通勤中に音楽を聞いたり、英語リスニングの勉強で使う分には音切れもなく快適に聞けます。
充電ケースの蓋とイヤホンが干渉することがある
少し細かい箇所ですが、ケースの蓋をしまうときにイヤホンに干渉して「カサカサ」音がすることがあります。

おそらく、設計時のイヤホンか充電ケースの公差が原因かと思います。
ただ、何回か使っていくと干渉することはなくなるので、出荷時だけの現象なのかもしれません。ちなみに、イヤホン自体に傷が付くことはありませんでした。
ワイヤレスには非対応
残念ながらワイヤレス充電には対応していませんでした。
ここは、価格とのトレードオフなので、ワイヤレス充電を重要視している方は気を付けましょう。
AceFast T1 と Anker Soundcore Liberty Air 2 を比較検証
AceFast T1 と Anker Soundcore Liberty Air 2 を比較してみました。
スペックを比較
まずは、スペックを比較していきます。
項目 | AceFast T1 | Soundcore Liberty Air 2 |
---|---|---|
価格 | 3,690円 | 13,800円 |
カラー | ブラック | ブラック/ホワイト |
再生可能時間 (充電ケース使用時) | 最大5時間 (イヤホン本体のみ) 最大25時間 (充電ケース使用時) | 最大7時間 (イヤホン本体のみ) 最大28時間 (充電ケース使用時) |
防水規格 | IPX6 | IPX5 |
充電端子 | USB-C | USB-C |
重量 (充電ケース含む) | 約42g | 約62g |
通信方式 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
対応コーデック | AAC / SBC | AAC / SBC |
ドライバーサイズ | 不明 | |
マイク数 | 4つ(左右2個づつ) | 4つ (左右2個づつ) |
ノイズキャンセリング | ○ | ○ |
ワイヤレス充電 | ✕ | ○ |
HearID対応 | 不明 | ○ |
充電時間 | 約1.5時間(イヤホン) 約2時間(充電ケース *USBケーブル使用時) | 約1時間 (イヤホン) 約1.5時間 (充電ケース *USBケーブル使用時) 約2.5時間 (充電ケース *ワイヤレス充電器使用時) |
充電ケースは同じ大きさ|ワイヤレス充電の対応に差がある
充電ケースは同じ大きさでした。
Anker Soundcore Liberty Air 2はワイヤレス充電対応しているのに対して、AceFast T1は非対応となっています。

充電ケースを開けた感じも似ていますね。どちらも蓋はマグネットでスマートに収まります。

充電ケースの手触りはAnker Soundcore Liberty Air 2はマットな質感で高級感がある一方、AceFast T1はプラスチックで安っぽさがあります。
イヤホンの長さに違いがある
Anker Soundcore Liberty Air 2よりもAceFast T1の方がうどんの長さが短くなっています。

AceFast T1 の方が軽量
重さを計測してみました。
Anker Soundcore Liberty Air 2は5g、AceFast T1は4gと1g軽量になっていました。
イヤホンが重いと歩行中に落としてしまう印象があるため、1gでも軽量なAceFast T1は通勤時には最適と言えるかもしれません。


AceFast T1の方が耳にフィットする形状
ここは主観が入ってしまいますが、AceFast T1の方がイヤホン部分が流線型の形状になっていて、より耳にフィットしました。
感覚的には、Anker Soundcore Liberty Air 2はイヤーパッドで固定している印象で歩いているとイヤホンが次第にズレていきます。
一方、AceFast T1は「イヤーパッド+イヤホン部分」で耳にフィットしているため歩いてもズレることがなく安心感がありました。

音声品質はどちらも同じ
音声品質の違いは当方ではわかりませんでした。
ワイヤレスなのでどちらも籠もる感じがありますが、全く問題なく使えます。
まとめ
最後にまとめます。
- うどん型のイヤホンで装着感が最高!!
- USB-Cにて充電可能
- ペアリングは超簡単
- 音質は申し分ない(Anker Soundcore Liberty Air 2 と同等)
- バッテリー持ちが良い(イヤホン単体で最大5時間)
- ワイヤレス充電には非対応
- 充電ケースの蓋とイヤホンが干渉することがある
ここまで低価格でこのクオリティが提供できるAceFast T1は称賛に値します。
Anker Soundcore Liberty Air 2と比べてもデザイン的には劣っているものの、付け心地では圧倒的にAceFast T1の方が優れていると感じました。
ワイヤレスイヤホンはどうしても紛失のリスクが出てくるので、低価格で且つ耳にフィットしやすいAceFast T1の選択は全然アリだと思いました。
項目 | AceFast T1 | Soundcore Liberty Air 2 |
---|---|---|
デザイン | 3 | 5 |
付け心地 | 4.5 | 3 |
音声品質 | 2.5 | 2.5 |
操作性 | 3 | 4 |
価格 | 4 | 5 |
総合評価 | 3.5 | 3.5 |
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