楽天モバイルより2020年4月から「Rakuten UN-LIMIT 2.0(アンリミット)」のサービスが始まったことは有名です。
このサービスの大きな特徴は、楽天モバイルエリア内で使用するデータ通信が使い放題、つまりタダ、になるという点です。ポイントは通信速度の制限が掛からずに使い放題というところです。
しかし、パートナーエリアで接続した場合データ通信量は引かれるため、いつの間にか月々のデータ容量を超えていたなんてことも起こってしまいます。
そのため、今いる場所が楽天モバイルのエリアかどうか確認することは超重要なのです。
楽天モバイルのエリアはどこまで広がっている？
それでは、データ使い放題のRakuten UN-LIMIT 2.0が使える楽天回線エリアを調査していきましょう。
楽天回線が対応しているエリアは楽天モバイル通信・エリアから確認することができます。
今現在は都市部から順次楽天のエリアを整えている状況ですが、関東地方だと東京を中心に埼玉や神奈川、千葉の一部で楽天回線が利用できるようです。
ただし、Twitterの情報では地図上は楽天モバイルのエリアであっても楽天からの電波が飛んでいないという書き込みもあり、都市部であっても網羅的な対応はできていない状況です。
楽天モバイルのエリアをiPhoneで確認する方法
Rakuten UN-LIMIT 2.0は正式にはiPhoneに対応していません。
そのため、iPhoneの場合は楽天の自社回線を確認する方法がちょっと面倒です。
MNCから楽天回線が存在するか確認
MNC(Mobile Network Code)とは電気通信事業者を識別するためのコードです。MNCさえわかれば楽天なのかそれ以外の通信事業者からの電波が来ているのかが分かります。
楽天回線のMNCは「440 11」
楽天モバイルのエリア内であっても楽天回線を掴めない報告が多数あるので、本当に楽天からの電波が来ているか確認するのにもってこいの方法です。
iPhoneから楽天回線のMNCを確認する方法
設定→モバイル通信→ネットワーク選択を開く。
楽天モバイルのエリアはServicing Cell Infoが「バンド3」かどうかでわかる
電話アプリで「*3001#12345#*」と入力して電話ボタンをタッチする。
※あくまで設定を開くので通話料は掛かりません。
Servicing Cell Infoを開く。
Freq Band Indicator「3」は楽天回線エリアという証拠。ちなみに、ドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアは複数のバンドを持っていますが、楽天はバンド3のみしか所有していません。
まとめ
今回は楽天モバイルの自社回線をiPhoneで確認する方法をまとめてみました。
Androidと比べるとiPhoneの方が正式に対応できる端末も少ない状況なので、iPhoneで楽天モバイルのエリアを確認するのはちょっと手間だと思います。
とはいえ、日本国内でのiPhoneのシェアは4割以上ありますから、楽天もこれからiPhone正式対応へのテコ入れをしてくることは間違いないでしょう。
最近では2020年7月より、無料通話できる「Rakuten Link」がiPhoneに対応しています。iPhoneへの対応が完了すればますます各通信会社間の競争が激化することは必須ですね。
Rakuten UN-LIMIT 2.0の1年間無料キャンペーンは300万人に達し次第終了してしまうので、今現在大手キャリアを利用している方は早めに楽天モバイルへMNP乗り換えすることをおすすめします。
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