Apple社は9月15日に『iPad Air(第4世代)』と『iPad(第8世代)』を発表しました。
iPad Airはパフォーマンス面で向上し、iPadは34,800円(税別)からという廉価モデルとそれぞれ特色が出る形となりました。
どちらを選択するか非常に悩ましいですよね?
この記事では、新たしいiPad AirとiPadの特徴を詳しく解説していき、どのタイプの方におすすめかまでを提言していきます。
iPad Air (第4世代)の特徴
iPad Air (第4世代)はデザインと性能で大幅な進化をしていることがわかりました。
角張ったデザイン
iPad Air (第4世代)は昔のiPhone4やiPad Proのような角張ったデザインに一新されました。
「A14 Bianicチップ」が最強過ぎる
そして、「A14 Bionicチップ」という新型プロセッサを搭載したことにより並列処理が格段に向上しました。その結果、前世代iPad Airよりも最大で10倍高速でパフォーマンスが40%も向上しています。
カラーは5色から選べる
iPad Air 4にも最近のiPhoneと同じように色のバリエーションが増えました。色は、シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5色から選択できます。
カメラはアウトカメラ1個、インカメラ1個
iPad Proのような複数のカメラはiPad Air 4には搭載されずにアウトカメラとインカメラでそれぞれ1個ずつです。
USB Type-Cに対応
今回のiPad Air 4からLightning端子が廃止されUSB Type-Cが採用されました。最近のMacbook ProやiMacなどではUSB Type-Cの端子も増えてきていたので、このタイミングでの採用はAppleを褒めてあげたいです。
近い将来iPhoneもType-Cに置き換わるかもしれませんね。
無印iPad (第8世代)の特徴
iPad (第8世代)、いわゆる無印iPadの最大の特徴は価格破壊でしょう。
32GBモデルとはいえ、34,800円(税別)からの低価格は魅力的です。
チップはiPhone 11やiPhone SE(第2世代)にも採用された「A12 Bionic」が流用されているので、動画やネットサーフィンをするなどの通常使いでは違和感なく使えるはずです。
「iPad Air 4」と「iPad 8」を比較検討
「iPad Air 4」と「iPad 8」を比較してみました。
仕様 | iPad Air 4 | iPad 8 |
---|---|---|
チップ | A14 Bionic | A12 Bionic |
デザイン | (新)角張ったデザイン | 丸みのあるデザイン |
カラー | 5色 シルバー/スペースグレイ/ ローズゴールド/グリーン/ スカイブルー | 3色 シルバー/スペースグレイ/ ゴールド |
容量 | 64/256GB | 32/128GB |
ディスプレイ | 10.9インチ Liquid Retina 2,360 x 1,640ピクセル | 10.2インチ Retina 2,160 x 1,620ピクセル |
サイズ | 178.5×247.6×7.5mm | 174.1×250.6×7.6mm |
重量 | 458g(Wi-Fi) 460g(Wi-Fi+Cellular) | 490g(Wi-Fi) 495g(Wi-Fi+Cellular) |
コネクタ | USB Type-C | Lightning |
ホームボタン | ー | ◯ |
Touch ID | トップボタン | ホームボタン |
カメラ | 12MP広角カメラ ƒ/1.8 | 8MPカメラ ƒ/2.4 |
ビデオ撮影 | 4Kビデオ撮影 (24fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影 (30fpsまたは60fps) 1080pスローモーションビデオ (120fpsまたは240fps) | 1080p HDビデオ撮影 (30fps) 720pスローモーションビデオ (120fps) |
FaceTime HDカメラ | 7MPの写真1080p HDビデオ撮影(60fps) | 1.2MPの写真720p HDビデオ撮影 |
Wi-Fi6 | ◯ | ー |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
SIMカード | nano-SIM eSIM | nano-SIM eSIM |
価格 | Wi-Fiモデル 62,800円(税別)から Wi-Fi+Cellularモデル 77,800円(税別)から | Wi-Fiモデル 34,800円(税別)から Wi-Fi+Cellularモデル 49,800円(税別)から |
「iPad Air 4」と「iPad 8」はこんな人におすすめ
「iPad Air 4」と「iPad 8」どちらを購入するか悩む方は多いと思います。そこでニーズに応じた選定方法を解説していきます。
パフォーマンスを求めるなら「iPad Air 4」
やはり、「A14 Bionicチップ」によるパフォーマンスの恩恵は相当なものだと想像できます。
今回はGPU性能も大幅に向上していることから、ゲームやデザイン設計をされる方には「iPad Air 4」をおすすめします。
4K動画やガメラ画像にこだわりたいなら「iPad Air 4」
iPad Air 4は高画質の4Kビデオ撮影ができたり12MPカメラを搭載しています。カメラ画像にこだわりのある方は「iPad Air 4」がおすすめです。
「iPad Air 4」は将来的にUSB Type-Cへの移行を見据えている
近年のパソコンはUSB Type-Cに置き換わりつつあります。この流れは今後変わることはないでしょうから、今回USB Type-Cに対応した「iPad Air 4」を購入して将来に備えるのもありです。
意外と見落としがちなiPad Air4対応の「Wi-Fi6」
見落としがちなのが「Wi-Fi6」。
「Wi-Fi6」は新しい無線規格で5Gと同様にこれまでになかった高速通信が可能です。
先ほどのUSB Type-Cと同じく将来を見越すのであれば「Wi-Fi6」対応しているiPad Air 4を選択された方がいいでしょう。
とにかく安く買い替えたいなら「iPad 8」
新品のiPadが3万円代で手に入るため、初代iPad/iPad Airをお持ちの方で動画やネット検索くらいしか使わないという方には「iPad 8」がおすすめです。
逆に価格以外でおすすめポイントが無いのでそこまで価格にこだわらないよ、という方は「iPad Air 4」をチョイスされた方がいいでしょう。
まとめ
『iPad Air(第4世代)』と『iPad(第8世代)』を比較していきました。
将来を見据えたiPad Air4と安価なiPad8どちらを選択するのかは人それぞれですが、余裕があるのであれば『iPad Air4』が無難かと私は思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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