今回はブラザー(brother)のレーザープリンター「DCP-L2550DW」を実際に使ってみた評価レビューをしていきます。
DCP-L2550DWはモノクロ印刷のみとなっており、カラー印刷には対応していません。
しかし、全体的に最低限の機能が実装されていて、簡単操作できて使い勝手が非常に良かったです。
それに、Wi-Fi接続にも対応しているので当方のメッシュWi-Fi環境において複数のPCから印刷やスキャンといったことができるという点もGood。
- ブラザーのレーザープリンターの評価・使い勝手を知りたい
- DCP-L2550DWのスペックを知りたい
ブラザー レーザープリンター「DCP-L2550DW」のスペック
ブラザー レーザープリンター「DCP-L2550DW」のスペックはこちら。
項目 | 内容 |
---|---|
印刷コストA4モノクロ | 約3.5円/枚 |
ADF | |
LAN接続 | 有線・無線LAN |
インターフェース | USB2.0、10BASE-T/100BASE-TX、IEEE802.11b/g/n |
カラー・モノクロ | モノクロのみ |
コピー/スキャン機能 | |
スキャナ解像度(光学) | 最大600(主走査)dpi×2400(副走査)dpi |
スマホプリント | |
消費電力 | 待機時:平均約37W 最大時:880W以下 コピー時:平均約420W スリープ時(ディープスリープ時)(平均):約0.8W |
印刷速度 | 34枚/分(A4モノクロ) |
給紙容量 | A4:普通紙250枚+手差し1枚、ハガキ最大30枚 |
最大用紙サイズ | A4 |
自動両面印刷機能 | |
本体サイズ | 横410×縦399×高さ319mm |
対応OS | Windows 7 SP1/8/8.1/1 macOS v10.10.5,10.11.x,10.12.x |
対応トナー | TN-29Jシリーズ |
付属品 | トナーカートリッジ(スタータートナー)、ドラムユニット、他 |
保証期間 | 1年間 |
FAX機能 | |
フチなし印刷 | |
重量 | 約11.6kg |
封筒対応 | 手差し |
ブラザー レーザープリンター「DCP-L2550DW」の評価レビュー
それではDCP-L2550DWの評価をしていきます。
スキャナ付きレーザープリンターにしては非常にコンパクト設計
サイズは横410×縦399×高さ319mmとスキャナ付きのレーザープリンターにしてはかなりコンパクトという印象です。
このサイズのレーザープリンターが家庭用として使えるのは非常にありがたいですね。
ボタンは配置がシンプルでわかりやすい
ボタは前面に配置されていて数も多すぎずシンプルで使いやすい設計になっています。
左側のボタンは左手から電源
、コピー/スキャン
、Wi-Fi
、2 in 1(ID)
、スキャン
ボタンになります。
右側は、メニュー
、クリア
、プラス・マイナス
、OK
、停止/終了
、スタート
ボタンです。
中央に液晶があって今の状態がわかるようになっています。
Wi-Fi接続は超簡単|メッシュWi-Fi環境で複数PCに接続できる
無線LAN対応しており、WPSを使って家のメッシュWi-Fi環境に簡単に接続できました。
Wi-Fi接続の状態はWiFiボタンの状態で判断できます。
- Wi-Fi接続時:緑色に点灯
- Wi-Fi未接続時:緑色に点滅
スキャンしたデータは無線でPCにファイル転送可能
Brother iPrint&Scanアプリを使うことでPCからプリンターにセットされている用紙をスキャンしてファイルとして保存することもできます。
印刷・コピーの速度が速い
レーザープリンターなので印刷速度は非常に速く、インクジェットのようなカクカクしたもたつきは全くありません。
レーザープリンター特有のランニングコスト(コスパ)が良い
印刷コストがA4モノクロで約3.5円と激安という点も非常に良いです。
インクジェットタイプのDCP-J562Nが約8.5円するので、レーザープリンターDCP-L2550DWは約半値以下と非常にコスパが良いですね。
2 in 1(ID)コピー機能を使えば、運転免許証、マイナンバーカードなどの身分証明証用IDカードの両面を印刷できる
2 in 1(ID)ボタンも用意されていて、運転免許証やマイナンバーカードといった身分証明証用IDカードの両面を片面用紙に印刷することができます。
最近だと銀行や証券口座の開設はオンラインで済ませることができるようになってきましたが、市役所の書類関連ではまだまだ重宝する機能かと思います。
省エネモード搭載で環境にも優しい
プリンターって今やほとんど使用頻度がないけど、たまに使う場面に出くわすことが多いと思います。
DCP-L2550DWには、自動的にスリープモードになる機能が搭載されています。
スリープモードになってもネットワーク上の端末から認識して印刷することができるので、省エネ思考の方にはおすすめの製品となります。
コピー機能で縮小されて印刷される現象があったが工場出荷状態にリセットすることで改善
たまたまかもしれませんが、コピー機能を使うとA4でコピーしたのにB5サイズで印刷されてきてしまうことがありました。
設定をいろいろ触ってみましたが解決策が見つからず、工場出荷状態にリセットすることでA4サイズで印刷できるよう改善しました。
消耗品はドラムユニットとトナーカートリッジ
ブラザー レーザープリンター「DCP-L2550DW」はドラムユニットとトナーカートリッジが分離されているので、それぞれ個別に交換することができます。
必要なパーツのみ交換できるので一体型と異なりコスパが良いという点はありますが、不具合が起きた際にドラムユニットとカートリッジどちらを交換すべきか悩むことになりそうです。
1枚あたりの印刷単価でみると純正ドラムユニット(DR-24J )が0.76円、互換性カートリッジ(TN-29J )が0.42円とやはり互換品のほうが純正より約半分のコストに収まるようです。
純正ドラムユニットは1ユニットで12,000枚と大量の枚数に対応しているので、一回変えてしまえばほぼほぼ交換することはなさそうですね。
ただ、家庭で使うことを想定すると1万枚も印刷することもなさそうですし、当方自身もそこまでたくさん印刷しないので互換性カートリッジで十分かと思います。
互換性カートリッジは純正品と比べてトラブルになった場合の保証がされない可能性があります。購入時はメーカーに確認するなど注意してください。
コメント