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楽天モバイルの通信速度は速かった!|実測値とともにパートナーエリアも比較

楽天モバイル

この記事は楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)利用者のこんな悩みにお答えします。

この記事はこんな人におすすめ
  • 楽天モバイルの通信速度を知りたい
  • 楽天モバイルの自社回線の電波は拾われるのか知りたい
  • 自社回線とパートナーエリアの見分け方はある?
  • 自社回線に繋ぐ時の注意点
  • 月々のデータ容量を超えたときの通信速度はどうなる?

それぞれについて解説していきます。

目次
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楽天モバイルの通信速度(自社回線)

結論から言うと楽天モバイルの通信速度はめちゃくちゃ速いです。

楽天モバイルが他の格安SIMと違うのは自社回線があること。これがドコモやau、ソフトバンクと同様に通信速度が速い理由です。

現在、急ピッチで基地局を立てているようですが、まだまだ地方までは整備されていない状況で、楽天モバイルの自社回線を使えるのは都市部に限られています。

そのため、楽天独自の自社回線を繋げない地域ではパートナーエエリア(au基地局)を利用することになります。

パートナーエリアだと他の格安SIMと同様に通信速度が落ちるので自社回線とパートナーエリアそれぞれについて調査しました。(実際に楽天モバイルと契約している手持ちのスマホでも検証しています。)

楽天モバイル自社回線の通信速度

まずは楽天モバイル自社回線での通信速度です。

みんなのネット回線速度の情報では楽天モバイル(自社回線)はドコモやau、ソフトバンクに次いで「4位」の通信速度でした。さすが第4のキャリアと言われるだけあります。

通信速度

ダウンロード(下り平均速度) 29.8Mbps

アップロード(上り平均速度) 17.2Mbps

時間帯Ping下り上り
52.34ms32.44Mbps18.43Mbps
51.26ms33.74Mbps18.51Mbps
夕方53.30ms30.03Mbps17.12Mbps
58.15ms26.31Mbps14.72Mbps
深夜52.91ms32.17Mbps18.41Mbps
参考元:みんなのネット回線速度

手持ちのiPhone7(楽天アンリミット)で自社回線の通信速度を実測

実際に自分のスマホ(iPhone7)で通信速度を計測してみました。計測結果は朝・昼・夜・深夜の4回の平均値です。

通信速度

ダウンロード(下り平均速度) 46.06Mbps

アップロード(上り平均速度) 39.30Mbps

実測した結果、ダウンロード/アップロードともに報告されている平均速度よりも高い数値が出ました。これはおそらく地域や環境による差が出ているためと考えられます。

時間帯Ping下り上り
37.50ms55.40Mbps37.7Mbps
31.33ms38.43Mbps39.10Mbps
夕方33.33ms45.80Mbps41.50Mbps
34.33ms41.37Mbps39.13Mbps
深夜28.67ms49.30Mbps39.06Mbps
iPhone7での実測値

パートナーエリアでの通信速度

次にパートナーエリアでの通信速度です。

自社回線よりもダウンロードで約20Mbps落ちていますね。ただ、アップロードは自社回線とパートナーエリアでほとんど変わりません。

通信速度

ダウンロード(下り平均速度) 9.34Mbps

アップロード(上り平均速度) 15.77Mbps

時間帯Ping下り上り
56.17ms20.48Mbps9.65Mbps
60.55ms1.77Mbps5.60Mbps
夕方60.94ms3.42Mbps7.49Mbps
56.38ms4.34Mbps8.25Mbps
深夜56.97ms22.64Mbps6.54Mbps
参考元:みんなのネット回線速度

手持ちのiPhone7(楽天アンリミット)でパートナーエリアの通信速度を実測

実際に計測したパートナーエリアの速度はこちら。

通信速度

ダウンロード(下り平均速度) 13.83Mbps

アップロード(上り平均速度) 13.94Mbps

時間帯Ping下り上り
36.30ms17.82Mbps12.30Mbps
34.55ms3.43Mbps10.20Mbps
夕方31.20ms18.70Mbps18.33Mbps
30.33ms2.74Mbps9.37Mbps
深夜30.10ms26.45Mbps19.50Mbps
iPhone7での実測値

楽天モバイル自社回線の電波は拾われるのか?

自社回線とパートナーエリアで切り替えて通信しているということは、

自社回線で接続していると思っていたのに、パートナーエリアに繋がっていて月々のデータ容量を超えてしまった

という懸念が出てきますよね。

ここでは自社回線とパートナーエリアの見分け方や注意点、データ容量超えたらどうやるのか、解説していきます。

楽天モバイル自社回線とパートナーエリアの見分け方

まず楽天モバイルの自社回線とパートナーエリアどちらに繋がっているのかを見分ける方法です。

AndroidとiPhoneで確認方法はそれぞれ異なります。

Androidの場合

Androidは「Rakuten Link」アプリから確認できます。

Rakuten Link

Rakuten Link

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表示が「楽天回線エリア」か「パートナー回線エリア」どちらかになるはずです。

ただし、Rakuten Linkは起動に時間が掛かるため専用の「回線チェッカー」を利用することをおすすめします。

回線チェッカー

回線チェッカー

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iPhoneの場合

iPhoneで自社回線かどうか見分けるのは少し面倒です。

確認方法はこちら。

楽天回線か確認する方法
  • 電話アプリで「*3001#12345#*」と入力して電話ボタンを押す。
  • Servicing Cell Info→Freq Band Indicatorを確認。
  • 「バンド3」になっていれば楽天モバイルの自社回線

詳しい手順はこちらが参考になります。

そもそも、楽天モバイルに対応しているiPhoneはeSIMが搭載されたモデルです。具体的にはこちら。

eSIM対応のiPhone
  • iPhone SE (第2世代)
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR

お分かりの通り、比較的最近のiPhoneしか対応していません

ただし、iPhone X以下でも接続する方法はありますので、気になる方はこちらを参考にしてみてください。

つまり、今の楽天モバイルはAndroid寄りにアプリの整備が進められているのです。

今のところ、接続状況をApp StoreのRakuten Linkでは確認できないため、残念ながら電話アプリから裏設定を開くしかないです。

楽天モバイル自社回線に繋ぐときの注意点

先に書いてしまいましたが注意点はたった1つ

いつの間にかパートナーエリアに接続されていて月々のデータ容量を超えてしまう

なぜこういったことが起きるかの理由は2つ

  1. 楽天の電波がバンド3(1.7〜1.8GHz)の周波数帯域しか対応していないから
  2. まだ基地局が整備されていないから

そもそも大前提として基地局があっても電波が届かなければ意味がありませんよね?

楽天の使っているバンド3の電波は高速通信が行える反面、障害物に弱かったり距離が遠くなると減衰しやすくなります

ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアでは遠くまで電波が飛ばせるように、バンド3以外にもバンド8,18,19といった800MHz付近の周波数帯域も扱えるようにしているのです。

この問題は基地局が整備されれば改善していく可能性もあります。

しかし、楽天公式に対象エリアになっている地域でも自社回線の電波が届いていない事例がTwitterなどで報告されているのが現状です。

私の予想では基地局整備は少なくとも2022年末まで掛かると踏んでいます。

理想は、楽天がバンド3以外の周波数帯域にも対応することですが、少なくとも基地局が整備されてくれば、いつの間に月々のデータ容量を超えてしまうという事態は避けられるかもしれませんね。

月々のデータ容量を超えたらどうなる?

楽天モバイルでは月々のデータ容量を超えたら通信速度制限が課せられます。

具体的には

1Mbpsまで通信速度制限

他社だと一般的に128kbpsまで制限されるので楽天モバイルは許容範囲が広いと言えるでしょう。

私自身、まだ速度制限には掛かってませんが、Twitterでは全然問題なく使えたというコメントが多数投稿されました。

  • 1Mbpsに制限されてもYoutubeの動画が観れた
  • ソフトバンクの速度制限よりも速い

ネットゲームをしたり超高画質の動画をしない限りは1Mbpsの通信制限は気にしなくても良さそうですね。

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まとめ

通信速度は自社回線のほうがパートナーエリアに比べて圧倒的に速いという結果になりました。

楽天モバイルは他のキャリアと違って自社回線とパートナーエリアの2つがある特異なキャリアで、まだまだ基地局が整備されていない状況です。

大容量の通信を行いたいときはバンド3(楽天の電波)をキャッチできているか確認したほうが良さそうです。

仮にデータ容量を超えてしまっても1Mbpsの速度制限は大抵の人には影響出ないでしょう。

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この記事を書いた人

インドア派で体育会系のソフトウェアエンジニアです。普段はパソコンをしながらコーヒーを飲むのが至福の時間。日々の生活を快適にするための情報を随時アップしていきます。

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